妊娠初期 ~注意すること~
本日は妊娠初期の注意点について、書きたいと思います。
初めて妊娠する方にとっては、どのように過ごしたら良いのか、何に気を付けたら良いのか、分からないことも多くあると思いますので、少しでも参考になったら嬉しいです。
■妊娠初期に注意すること
①日常生活での行動
②食事
③薬の服用
④仕事
①日常生活での行動
妊娠しているとはいえ、初期だと体に変化が起こっていることに気づきづらく、ついいつも通りの動きをしてしまうことがありますので、注意しましょう。特に重いものを持ったり、身体を冷やす、運動で身体を動かすことなど、今まで負担ではなかったことも、母体・お腹の赤ちゃんの負担になるので、極力控えましょう。
②食事
つわりの影響で、ポテトなどの塩気があるものを好むことが出てくると思いますが、基本的には食べ過ぎなければ問題ないです。むしろ無理に我慢して何も食べないことの方が良くないことも。本当に食べてはいけないのは、お刺身や生ハムなどの生もの。生ものにはトキソプラズマという寄生虫がおり、視力・運動機能などに障害が出てしまうため、食べたくても我慢することをおすすめします。また、カフェインは流産のリスクが上がると言われているので、コーヒーが好きな方は、ノンカフェインでの摂取にとどめましょう。
③薬の服用
ドラッグストアなどで市販の薬については、胎児に影響が出る可能性があるので、控えましょう。妊娠初期には頭痛や嘔吐など、苦しい症状に悩まされることがあり、どうしても薬が飲みたくなってしまいますが、本当に辛い時は、産科やかかりつけ医に相談しましょう。市販の薬を摂取して後悔するのはあなたです。また、妊娠には葉酸が良いと言われています。胎児神経管閉鎖障害(二分脊椎、無脳症など)の予防になります。これは市販の錠剤でも問題ないので、積極的に摂取しましょう。(我が家の妻も摂取しておりました)
④仕事
業種によってですが、立ち仕事や長距離移動を伴う職種など、身体に負担がかかる仕事については、可能な限り休憩を挟むことをおすすめします。とはいえ、そんな簡単に休めない、周りに妊娠したことを気づかれたくないなど、中々難しい状況にある方もいらっしゃると思います。お腹を気遣うだけでも違うと思いますので、お腹の赤ちゃんの事を頭の片隅に置いておきましょう。
基本的にはそこまで神経質になる必要はないと思いますが、授かった赤ちゃんを想う気持ちは大切にしましょう。
我が家では、特に以下の事に気を付けていました。
■我が家で気を付けていたこと
①重いものは妻に持たせない
②立ち仕事の家事は私が担当する
③市販の薬は飲まない
④出勤時間を合わせて一緒に出社する
⑤疲れた時はすぐ休む
食事は私がいない時には制御できませんでしたし、暑い時の服装などはどうしようもなかったので、その辺は成り行きに任せていました。
各家庭で何に気を付けた方が良いのか、何をした方が良いのかを整理し、話し合った上で、気を付けて行きましょう。
女性は無理せず、男性は女性を気遣うようにしましょう。
次回は、妊娠が発覚した後の女性への接し方についてお話したいと思います。
本日もご一読いただき、ありがとうございました。